アメリカでの生活とアートについて

コンテンポラリーアートセンター(2)

https://www.contemporaryartscenter.org/

シンシナティの現代美術館であるコンテンポラリーアートセンター(Cincinnati Contemporary Arts Center)にて、新しい展示が開催されたので買い物帰りに行って来ました。この美術館はスーパーのそばにあり、入場券が無料なので何度も訪問しています。

この建物は日本でも知られているザハ・ハディドが設計したのですが、本当に独創的で迫力があります。

今回は彫刻作家とメディアアーティストが出品していました。

まず最初に映像作品とプリンターの機械で動く小さなキネティックアートが設置されていました。このアーティストは展示に慣れており、こういった見事な手法と物の見方はできるだけマンハッタンや現代美術館、大きな画廊に何度も行かないと掴むことは難しいと思います。

次の彫刻群は、ザハ・ハディドに影響されているそうですが、むしろJessica Stockholderからインスパイアを得ていると思います。https://www.frieze.com/article/jessica-stockholder-0

確かにどちらもある程度クオリティがあるけれど、これまでにアメリカでたくさんの作品を見てきた自分としてはやや物足りなさがありました。それでも欧米の美術館に置かれる作品としては合格点と言ったところで、日本で見る展示より圧倒的で緊張感があります。

家に帰るとルーカ教授からメールが届いており「個展おめでとう、よく頑張ったね。サイトを見たけどとてもいいよ。今マンハッタンでも良い展示があるからすぐ見に来なさい」との連絡がありました。いろいろな展示の情報を送ってくれたこともあり、個展の搬出の後4日間だけマンハッタンに行く予定です。マンハッタンはボルチモアから車で4時間の距離です。

ルーカは、マイカでの2年間よく指導してくださいました。また今年でアメリカに滞在してから3年目となり、ようやく学んだことが体に染み込んできているのを実感しています。短期間の滞在では決して現代アートの全体像を掴むことは難しく、まして旅行だけでは混乱される方が多いのももっともな事と言えます。

他のキュレーターからも「個展おめでとう!今バッファローの美術館でキュレーターをしているから、こちらに来れる時にはぜひ連絡してください。」とのことです。アメリカに滞在中、可能な限り多くの展示作品を見ることにより今後の貴重な経験となることでしょう。

もし訪問する機会があればブログにアップしておきます。