アメリカでの生活とアートについて

マンハッタンのギャラリー情報・1

マンハッタンは最先端のコンテンポラリーアートが多く展示されていますので、授業の一貫としてマイカの生徒たちがしばしば訪問します。(ボルチモアからは、長距離バスのボルトバスで片道3時間半くらいです)

ギャラリーの数が非常に多く、2019年度の段階で1500余りの画廊があります。その中でチェルシーの画廊街が有名ですが、ランキングがあります。

https://www.timeout.com/newyork/art/best-chelsea-galleries (チェルシー画廊ベスト37) 

以上のサイトにある画廊は、いずれも大きな画廊で、このサイトでは16位のGagosian Gallery(カゴシアン)が実質全米1位といっても過言ではないと言えます。オーナーはラリー・カゴシアン、世界で最も影響力のある方です。

https://gagosian.com/

もう1つ重要なのは、画廊が扱っている作家をチェックする必要があります。著名な作家を多く抱えているところが、大きな画廊です。Artistsのとこをクリックすると、取り扱いアーティストの情報が出てきますが、現存する日本人では荒川修作や村上隆の名前が見えます。以前、カゴシアンは杉本博司や草間弥生の作品を扱っていたこともあり、現在彼らはベスト13位に入る他の画廊を中心に展開しています。(日本画家はコンテキストが違うので、扱われていません)

ただ、ランキングはサイトによって判断がまちまちですので、以下のようなサイトも参考にすると良いでしょう。(こちらの方が的確だと思われる)

https://theculturetrip.com/north-america/usa/new-york/articles/new-york-capital-of-contemporary-art-ten-galleries-to-see-in-chelsea/ (チェルシー画廊ベスト13)

https://www.doorsteps.com/articles/a-gallery-guide-to-nycs-art-neighborhood-of-chelsea (チェルシー画廊ベスト5) 

https://foursquare.com/top-places/chelsea-new-york/best-places-art-galleries (チェルシー画廊ベスト15) 

どのサイトにも必ずカゴシアンが出てきます。

私は時間が限られている時には有名な画廊しか回りません。というのは、それ以外の画廊で扱われているアーティストはアメリカでの地位がまだ定まっていないからです。

残念ながらキュレーターからの情報では、時々利権関係も絡んでしまうようです。しかし基本的にはクオリティが高く、洗練された作品ばかり展示されています。

以下は、ランキングにある画廊を整理してみました。マンハッタンは道がシンプルに番号順に並べられているので、初めて来た人でもすぐ分かります。例えば5th Aveだと有名な5番街と呼ばれています。これは縦の線でマンハッタンの上から下まで長い道で貫いています。W27st、W25st、W24st…と下に行くにつれ数字が変わるのがストリートです。

基本的に縦の10と11th Ave(番街)の間、横のW18st – W27st(ストリート)の辺りに画廊が密集していて現在のアートシーンの流行を掴むことができます。

W18st (道の番号、ストリート)

Petzel Gallery (3位)(10位) ()の中の数字は、上記の4つのサイトによる画廊ベストランキング 

W19st

Jane Lombard Gallery (31位)

W20st

David Zwirner (チェルシー画廊ベスト13)(1 & 3位) (17位)

Garth greenan Gallery (4位)

Ricco Maresca Gallery (2位)

W21st 

Gagosian Gallery (チェルシー画廊ベスト13)(1位)(2 and 12位)(16位)

Gladstone Gallery (チェルシー画廊ベスト13)(15位)(18位)

303 Gallery (13位)

Tanya Bonakdar Gallery (チェルシー画廊ベスト13)(25位)

W22st 

Hanser & Wirth New York (チェルシー画廊ベスト13)(4位)(19位)

Lehmann Maupin (チェルシー画廊ベスト13)(13位)(15位)

Sikkema Jenkins & Co. (5位)(14位)(11位)

P.P.O.W (36位)

W23st 

Asya Geisberg Gallery (34位)

Metro pictures (チェルシー画廊ベスト13)(8位)(12位)

C24 Gallery (32位)

Cavin-Morris Gallery (33位)

Lisson Gallery (チェルシー画廊ベスト13)(24位)

Susan Inglett (28位)

Gagosian Gallery (チェルシー画廊ベスト13)(1位)(2 and 12位)(16位)

Matthew Marks Gallery (チェルシー画廊ベスト13)(2位)(23位)

Luhring Augustine (チェルシー画廊ベスト13)(22位)

Marianne Boesky Gallery (チェルシー画廊ベスト13)(5位)(1位)

Taglialatella Galleries (6位)

W24st 

Bryce Wolkowitz Gallery (9位)

W25st 

Pace Gallery (11位)(20位)

FLAG Art Foundation (5位)

Marlborough Gallery (30位)

Agore Gallery (10位)

W26st

Paula Cooper Gallery (6位)

Alexander Gray Associates (7位)

Galerie Lelong & Co. (3位)

Fregus McCaffrey (8位) 東京でも最近オープンしたようです。

Mitchell-Innes & Nash (9位)

Creene Naftali (チェルシー画廊ベスト13)(21位)

W27st

Paul Kasmin Gallery (26位)

Casey Kaplan (35位)

Aperture Foundation (7位)

W29st

David Nolan Gallery (37位)

チェルシーの画廊街より離れている場所

James Cohan Gallery (14位)

Cheim & Read (4位)(27位)

Sean Kelly Gallery (チェルシー画廊ベスト13)(29位)

マンハッタンのギャラリー情報2に続く