アメリカでの生活とアートについて

シンシナティの壁画

シンシナティには壁画が数多く存在しています。そのクオリティは、ボルチモアに比べると圧倒的に完成度が高いです。住民も壁画に対するリスペクトがあり、誰もその上から落書きしません。

よくよく見るとArtWorksという集団によって制作された壁画群のようで、私もチームに加わってみたいと思って調べてみたのですがコロナのため中断していました。

https://www.artworkscincinnati.org/get-involved/job-opportunities/

今まで歩いて見かけた作品で最もクオリテイが高かったのが、Logan Hicksというアーティストの作品です。調べてみたらマイカの先輩でした。この作家には、画面枠の意識が強く細部へのこだわり、色面のレイヤーで深みを出そうと苦心しているようです。

次の壁画は女性と子供の絵です。

これも素晴らしかったです。遠目で見ると普通なのですが、近くで見ると壁画の露出したレンガやフレスコの表情をうまく絵の一部に取り入れています。

実物の前に立って初めて分かるのですが、ため息が出るほど見事に調和しています。また壁画には「古き者も新しき者もお互いに学び合うことができる。」という強いメッセージが描かれています。

このカラフルな壁画はシンシナティ現代美術館の隣のビルに描かれています。マンハッタンのチェルシー画廊の壁にも描かれていた作家なので、著名なアーティストなのでしょう。

チェルシーでも目立っていましたが、ここではより巨大な壁画なので目立っています。

スーパーの隣にある壁画です。シンプルなデザインがとてもいいなと思っていたのですが、調べてみたらチャーリー・ハーパーというCharley Harper (1922 – 2007)という作家です。地元でとても人気があるようで、シンシナティミュージアムセンター(Cincinnati Museum Center)という美術館でも個展があり、シンシナティ美術館でもグッズが販売コーナーで販売されていました。

この髭の男性を描いたのはシンシナティ現代美術館でも個展をされていたアーティストです。世界中で壁画を制作しており、絵の具の代わりに爆薬やドリルを使っています。そのため近くで見るとボコボコしており、ペインティングというよりレリーフに近い感じです。

あとは以下、画像を並べます。シンシナティを歩けばどこでも見かけるように、さまざまな壁画が広範囲に渡って描かれています。