アメリカでの生活とアートについて

今まで経験したことのないストレス

ギャローデット大学の研究員として採用されれば、Optional Practice training(略してOPT)として今年の9月から来年の7月まで研究ができます。ただ途中で中断しても問題ないシステムです。

OPTとは、F -1ビザステータスの学生として大学に通った生徒のみが就労できる制度です。就労には米国移民局の許可が必要であり、職種も大学で学んだ内容に関連するものだけです。

私はアーティストとしての活動だけではなく、教育機関での指導に携わることを希望しているため、この申請では教授の助手とアーティストレシデンスを希望しています。ギャローデット大学からの返事を待っている中、マイカで学んだことを日々整理しています。

そんな日々を過ごす中、アメリカでは街全体が活発になってきました。

しかし年配の人も含め、ほとんどの人がマスクをせずコロナ感染を気にしていないようです。皆も外出自粛でストレスがたまっていたようで、いつもより料理店からのテイクアウトの袋がゴミ箱に捨てられています。そのため段々とゴミが街にあふれ出し、下水道にいるネズミたちが出没してこないか心配です。

自分自身も先が見えないという精神的な重圧もあって、なかなか疲れが取れていないことに気がついています。

その上、異国で発熱したり咳をすると大変なので、道で知人に会ってもあいさつするか軽く話をするだけです。既に4ヶ月近く誰にも会わない生活が続いており、あたかも火星に飛び立つ宇宙船の中で孤独に過ごしているような気分です。

しかし制限され、現実の世界にいられないからこそ、いつも以上に想像力が必要とされている時なのだと前向きになるよう自分に言い聞かせています。