アメリカでの生活とアートについて

Peace Street

反グローバリズムが起き、世界がバラバラに分断されている時にコロナ禍が起きました。今や国や民族の境界すらも越えた新しい世界秩序を構築しないと、平和が訪れないところまで来ているようです。

その上、コロナによって人間関係の本当の姿が露呈されたというニュースがしばしば報道されていました。このことは、もはや自分本位ではなく、他者と協力しなければならないことを誰もが痛感させられていることです。

最近、暴動を避けるため店の窓を覆っていた木の板には、LoveやHopeという字やハートマークが多く描かれるようになりました。私は、この道を「ピースストリート」と勝手に名付けています。

そして私の部屋には、去年クリスマス会でシボン・リドル教授から頂いた「Peace and Love」と書かれた小さな画集が置いてあります。

画集を開くと「溶け込んでいく若い娘」と書かれており、また「境界を越えて」「境目をとおり越して」というメッセージも書かれています。また画集のあちこちには小さな穴がいくつも開けられており、今回の暴動で割られた窓ガラスの穴を想起することができます。

この表現のように、人類は境界を越えていく為に何か方法を見つけないと平和が訪れないということなのでしょうか?あるいは、このピースストリートのように明確なメッセージによる希望を表明することも、一つの手段ではないかと感じています。

ピースストリートの周辺を含め、ボルチモアはいっときの平穏を取り戻つつあります。願わくば、できるだけ早く世界中の人々が結束し、平和と愛が訪れますように。