アメリカでの生活とアートについて

電気会社とのコンタクト(テレビ電話通訳システム)

アメリカには、聴覚障がい者のために電話を代理する通訳者がいます。(日本にもあるそうです)

今日、初めてこのテレビ電話通訳システムを使うことになりました。

そもそもこのシステムを使うきっかけになったのは、アパートの電気を使用するためにBGEに提出した書類の返事が、1ヶ月もなかったからです。アパートのスタッフに聞いても「コロナパニックがあったから、返事が遅いのかも?」とのこと。

それでも段々心配になってきたので、電気会社にメールをしました。すると「xxx-xxx-889に電話してください。」との返事が来ました。

「私は聴覚障がい者なので、代理電話を依頼しても良いですか?」と聞くと「本人確認が必要なので、Relay Callを使ってください」とのことでした。

Relay Callを調べてみたら、以前アメリカで見たことがありました。

写真だとこんな感じです。左側にいる淡いブルーの服を着た男性が聴覚障がい者、真ん中の青い服を着た女性が電テレビ電話の通訳者、右側の黄色い服を着た女性が健聴者です。例えば右の女性が電話で何かを話すと、真ん中の女性通訳者がヘッドフォンで声を聞きながら手話で表現します。すると左の男性はパソコンの画面を見て内容を理解します。そこで、男性が手話で返事すると、それを通訳者が黄色い服を着ている女性に音声で伝えます。こうしてリアルタイムで会話が成立します。

大学でお世話になった通訳者にどのテレビ電話が良いか聞くと、以下のスマホによるアプリが良いとのことでした。

さて、このアプリに登録して電話をかけてみました。

手話通訳者が出るかと思いきや・・・、

電話先の音声に合わせて、携帯の画面にすごいスピードで文字が出てきました。まさかタイピングの通訳だとは思わず、大慌てしてしまいました。

こちらもタイピングで返事しようにも、文字が打ち込めない。やけくそで、声を出してみると、あれ??通じてる?

そこで「電気が使えるように申込みをしたのですが、返事がないのでアカウントナンバーが入手できないんです。」と伝えました。

すると、「あー、そうでしたか。あ、はい。えーと、確かに申請していますが、手続きが完了していませんね。それでは、xxx-xxx-564にかけてください。」

それでもう一度指定された番号に電話をかけました・・・。

「はい、こちらは・・・・」と録音の音声が出てきましたが、こちらが声をかけても反応がありません。しかし、よく見たら別のダイヤルを押すための指示がありました。それでダイヤルを押すとようやく、「はい、何でしょう?」

「あのー、私は日本人で聴覚障がい者です。今テレビ電話の通訳者がタイピングをしていますので、そのまま話してください。そちらの電気会社に申込みをしたのですが、1ヶ月間も返事がないんです。」と説明すると、「あ、日本人なの?じゃあ担当者を変えます」と一旦切れました。

しばらくして「はい、えーどうしましたか・・・・」と、向こうから日本語が聞こえてくる。こちらが日本語で状況を説明すると、丁寧に日本語で答えてきます。

「・・・・・ありがとうございます。それでは・・・・ですから・・・・」

それでも、何を言っているのか分からなくて困りました。補聴器からの音声だけだと曖昧に聞こえてきてしまいます。

「日本語ではなく、英語で話してください。テレビ電話の通訳者がそのままタイピングしてくれますから。」

すると相手は英語で話してくれたので、英語の字幕が出てきました。やっと相手の言いたいことが(文字を通して)理解でき、どうもアパートのスタッフが私の部屋番号を間違えていたようです。表札の番号はXXXX – Aなのですが、電気会社に申し込む時にはXXXXじゃないとダメだったそうです。

アパートのスタッフにその話を伝えたら、「前に住んでた人はXXXX – Aで大丈夫だったはず。きっとコロナのせいで、こんがらったんでしょうね。」との回答がありました・・・。

苦笑いするしかなかったです。